インフルエンザ予防接種は、発症をある程度抑制したり重症化予防のリスクを下げてくれます。今年は例年よりも流行時期が早いようです。ここでインフルエンザ予防接種でよくある質問をQ&A形式でまとめてみました。これを参考にして健康に今年の冬を乗り切りましょう。
おっちゃん
今年はインフルエンザウイルスの流行が例年よりも早いようです。
ワクチン接種を希望されている方は早めにうちましょう。
インフルエンザ予防接種をうけることが適当でない、注意を必要とする方とは?
【接種が適当でない方】
- 明らかに発熱している
- 非常に重い急性の疾患にかかっている方
- 接種するワクチンの成分でアナフィラキシー(重篤なアレルギー)を起こした方
- その他、予防接種が適当でない方
【接種に注意が必要な方】
- 心臓、肝臓、腎臓、血液、呼吸器疾患など基礎疾患をお持ちの方
- 以前ワクチン接種して2日以内に発熱、発疹などアレルギーを疑う症状が出た方
- 過去にけいれんを起こしたことがある方
- 過去に免疫不全の診断がなされている方、および近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- 接種するインフルエンザワクチンの成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
- 鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを起こすおそれのある方
などです。他、ご不明な点がある場合は医療機関に相談しましょう。
インフルエンザ予防接種してからどれくらいで効果発現して持続しますか?
接種して2週間後(小児は2回目接種後)から効果が出初め、5ヵ月間程度持続します。ちなみに13歳未満の方が2回接種となります(1~4週あけて2回目。出来れば4週開けて接種)。
インフルエンザワクチン予防接種で起こる副反応は?
- 接種して場所の赤みと腫れ(10~20%)。通常2~3日で改善
- 発熱、頭痛、悪寒、そしてだるさ(5~10%)。こちらも通常2~3日で改善
- 頻度は少ないが、発疹、じんましんなどアレルギー症状が出ることもあります。
- まれにけいれんや喘息発作など重篤な症状が出現することもありますので注意が必要です。
インフルエンザ予防接種後にお風呂に入っても大丈夫?
接種後、発熱など体調に問題なければ入浴しても問題ありません。長湯はせず、注射部位は強くこすらないようにしてください。
以上、インフルエンザ予防接種について要点をまとめました。まず、感染症にかからない基本はマスクの着用うがい、手洗い、体調管理です。妊婦の方や基礎疾患のある方はかかりつけの医院等にご相談されてください。
以上、厚生労働省のインフルエンザ予防接種のサイトを参考に記載